照明一つで部屋は激変!賃貸でもOK、置くだけでおしゃれになる間接照明の選び方

雑誌やSNSで見るような、雰囲気のあるおしゃれな部屋。「いいな…」とは思うけど、自分の部屋はなんだかパッとしない。

「どうせ賃貸だし…」「センスがないから…」なんて、諦めていませんか?

実は、たった一つのアイテムを加えるだけで、どんな部屋でも劇的に、ホテルのような空間に変身させる魔法があるんです。

それが、「間接照明」の世界。

この記事では、かつては天井の照明だけで暮らしていた私が、間接照明の魅力にどっぷりハマった経験をもとに、賃貸でも簡単に始められる間接照明の選び方と、置くだけでおしゃれに見えるテクニックを、どこよりも分かりやすく解説します!

なぜ「間接照明」だけで部屋が垢抜けるの?3つの魔法

「照明を変えるだけで、本当にそんなに変わるの?」と思いますよね。天井に一つだけ照明がある「一室一灯」が当たり前だった私も、最初は半信半半疑でした。でも、間接照明には部屋を素敵に見せる、確かな理由があったんです。

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    1. 部屋に立体感と奥行きが生まれる
    天井の照明は部屋全体を均一に照らしますが、それは同時に、のっぺりとした印象も与えてしまいます。間接照明で壁や天井、床を照らすと、部屋の中に「明るい場所」と「暗い場所」のグラデーションが生まれます。この光と影のコントラストが、部屋に立体感と奥行きを与え、広く、そして表情豊かに見せてくれるんです。
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    2. リラックスできる癒やしの空間になる
    夜、煌々とした白い光の下で過ごすより、暖色系の穏やかな光の中で過ごす方が、心も体もリラックスできると思いませんか?間接照明が作り出す優しい光は、一日の緊張をほぐし、心身をオフモードに切り替えてくれます。寝る前の時間を間接照明だけで過ごせば、自然と眠りの質も変わってくるかもしれません。
  • 3. 生活感を隠しておしゃれに見せる
    部屋がごちゃついて見える原因の一つは、隅々まで明るすぎて、見せたくないものまで見えてしまうから。間接照明は、見せたいフォーカルポイント(お気に入りの絵や植物など)を優しく照らし、逆に生活感のある場所から視線をそらす「光の魔法」です。暗がりが、ごちゃつきを優しく隠してくれるんですね。

初心者さん必見!最初の一つはこう選ぶ「間接照明の選び方」

「よし、始めてみよう!」と思っても、種類が多くて何から選べばいいか迷いますよね。大丈夫です。ここでは、初心者さんが失敗しないための、選び方のポイントを2つに絞ってご紹介します。

1まずは「種類」で選ぶ

工事不要で、コンセントに差すだけで使えるものを選びましょう。代表的なのはこの4タイプです。

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    フロアスタンドライト:床に直接置くタイプ。背の高いものなら、一つ置くだけで部屋の主役になります。ソファの横や部屋の角に置くのが定番。
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    テーブルランプ:棚の上やサイドテーブルに置く、小ぶりなタイプ。ベッドサイドに置けば、ホテルライクな寝室に。複数個所に置きやすいのも魅力。
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    クリップライト:挟んで固定できる、万能選手。棚板やデスク、ベッドフレームなど、好きな場所に手軽に明かりを増やせます。
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    テープライト:テレビの裏や棚の下、ベッドの下などに貼り付けて使うテープ状のライト。光源が直接見えないように設置するのが、おしゃれに見せるコツです。

私が最初に買ったのは、IKEAのシンプルなフロアスタンドライトでした。

7,000円くらいだったと思いますが、箱から出して、電球をつけて、コンセントを差して、スイッチを入れた瞬間…「え、私の部屋ってこんなに素敵だったの!?」と声が出ました。壁に光が反射して、部屋がぐっと広く感じられたんです。あの感動は今でも忘れられません。初心者さんは、まずフロアスタンドライトから試すのが一番簡単でおすすめです!

2次に「光の色」で選ぶ

照明の光には色々な色温度がありますが、リラックスしたい空間で使う間接照明なら、選ぶべきはズバリ「電球色」です。

  • 🧡
    電球色(でんきゅうしょく):夕日のようなオレンジがかった暖かい光。リラックス効果が高く、料理も美味しく見せてくれます。リビングや寝室に最適。
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    温白色(おんぱくしょく):電球色と昼白色の中間の、穏やかな白い光。どんな部屋にも馴染みやすいですが、癒やし効果を求めるなら電球色がおすすめ。
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    昼白色(ちゅうはくしょく):青みがかった最も明るい光。集中力を高めるので作業部屋などには向いていますが、リラックス空間には不向きです。

製品によっては光の色を変えられないものもあるので、購入前に必ず「電球色」かどうかを確認しましょう。迷ったら、間違いなく電球色です!

置くだけでおしゃれ!今日から真似できる場所別テクニック

さあ、いよいよ実践編です。買ってきた間接照明を、どこに置けばいいか。具体的な場所とテクニックをご紹介します。

【重要ポイント】
間接照明をおしゃれに見せる最大のコツは、「光源(電球やLED)を直接見せない」こと。壁や天井に光を当てて、その反射した光で空間を照らすことを意識してください。

リビングでのテクニック

  • 🌿
    観葉植物の後ろに置く:植物の葉がライトアップされ、影が壁に映り込むことで、非常にドラマチックな空間になります。
  • 📺
    テレビの裏に置く:テレビ画面と壁の明るさの差が少なくなり、目への負担が減る効果も。映画館のような没入感が生まれます。テープライトがおすすめ。
  • 🖼️
    ソファの横や部屋の角に置く:部屋の隅に光のアクセントを作ることで、空間に広がりが感じられます。定番ですが、最も効果的なテクニックです。

寝室でのテクニック

  • 🛌
    ベッドサイドにテーブルランプを置く:天井の照明を消して、ランプの明かりだけで過ごす時間。眠りにつく前の最高の癒やしです。
  • ベッドフレームの下にテープライトを仕込む:まるでベッドが浮いているような、非日常的な空間を演出できます。足元がほんのり明るいので、夜中に起きても安心。

まとめ:小さな光が、あなたの暮らしを豊かにする

今回は、賃貸でも始められる間接照明の選び方と、おしゃれに見せるテクニックをご紹介しました。

間接照明は、ただ部屋を明るくするための道具ではありません。一日の終わりに「お疲れ様」と自分を癒やし、空間を慈しむための、最高のパートナーです。

高いものを買う必要はありません。まずは一つ、ピンときた照明を部屋に迎えてみてください。スイッチを入れた瞬間、きっとあなたの世界は、今よりもっと優しく、豊かなものに変わるはずです。

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