「部屋にあるだけで、なんだかオシャレ…」
「夏は扇風機、冬はヒーター、しかも空気清浄までしてくれるなんて最高!」
羽根のない扇風機でお馴染みのダイソン(Dyson)。
その中でも、一台で何役もこなす「ホット&クール」シリーズは、多くの人の憧れの的ですよね。洗練されたデザインと多機能さから、購入を検討している方も多いのではないでしょうか。
しかし、その一方で、「でも、やっぱり値段が高い…」「本当に暖かいの?電気代は?」「種類が多すぎて、正直どれを選べばいいか分からない!」といった、リアルな悩みや疑問も聞こえてきます。
この記事では、そんなあなたの不安や疑問を解消するため、
ダイソンのホット&クールシリーズのネット上の口コミ・評判を元にしたメリット・デメリットから、購入前に絶対に知っておきたいモデルごとの違い、そして「あなたにとって本当に買うべき製品なのか?」をなるべく分かりやすく解説していきます。
そもそもダイソンの「ホット&クール」って何がすごいの?

ダイソンのホット&クールは、単なる扇風機やヒーターではありません。
多くのモデルが「扇風機(涼風)」「ヒーター(温風)」「空気清浄機」という3つの機能を一台に搭載した、プレミアムな多機能家電です。
ダイソン独自の「Air Multiplier™(エアマルチプライアー)」技術により、羽根がないのにパワフルでスムーズな風を送り出し、そのスタイリッシュなデザインと合わせて、唯一無二の存在感を放っています。まさに、暮らしの質を上げてくれる家電と言えるでしょう。
【良い口コミ・評判】所有者が語る5つのメリット
まずは、多くのユーザーが「買ってよかった!」と感じている、ダイソンならではのメリットを見ていきましょう。
👍 メリット①:【一台三役】一年中出しっぱなしでOK!
夏は扇風機、冬はヒーター、そして一年を通して空気清浄機として使えるため、季節ごとに入れ替える手間がありません。
これは、収納スペースが限られている日本の住宅事情において、非常に大きなメリットです。
- 🗣️「扇風機とヒーターを別々に買う必要がなくなり、クローゼットがスッキリしました。一年中リビングの主役です。」
 - 🗣️「面倒くさがりなので、衣替えならぬ『家電替え』をしなくていいのが本当に楽。思い立ったらリモコン一つで温風も涼風も出せるのが最高。」
 
👍 メリット②:【強力な空気清浄】部屋の空気が目に見えてキレイに
ダイソンの空気清浄機能は、ただのおまけではありません。
ウイルスレベルの0.1μmまでの微粒子を99.95%除去する高性能なHEPAフィルターを搭載。花粉、ハウスダスト、アレルギー物質などをしっかり捕らえてくれます。
- 🗣️「花粉症がひどいのですが、これを使い始めてから家の中での症状が明らかに軽くなりました。空気の違いを実感しています。」
 - 🗣️「焼き魚をした後のリビングのニオイが、本当に早く消えます。空気清浄機としての性能は本物だと感じます。」
 
👍 メリット③:【安全性◎】子供やペットがいても安心
おなじみの羽根のないデザインは、小さなお子さんや好奇心旺盛なペットがいるご家庭にとって、何物にも代えがたい安心感があります。
また、ヒーター使用時も本体が高温になりすぎず、転倒時自動停止機能も搭載されています。
- 🗣️「子供が面白がって手を入れても、ケガの心配がないのが購入の決め手でした。親としての安心感が違います。」
 - 🗣️「猫がスリスリしても安心。普通のヒーターだと火傷が心配でしたが、これなら暖かそうで見ていて微笑ましいです。」
 
👍 メリット④:【スマート家電】アプリ連携で空気の状態が丸わかり
Wi-Fi対応モデルなら、専用アプリ「MyDyson™」と連携可能。
スマートフォンで室内の空気の状態をリアルタイムで確認したり、外出先から操作したりできます。
- 🗣️「帰宅前にスマホでヒーターをつけておけるので、寒い日に帰っても部屋が暖かい。未来の家電って感じで満足度高いです。」
 - 🗣️「部屋の空気が汚れるとグラフの色が変わるのが面白い。掃除のモチベーションにも繋がります。」
 
👍 メリット⑤:【優しい温風】スポット暖房として優秀
セラミックヒーターを熱源としているため、スイッチを入れれば比較的すぐに温風が出てきます。
部屋全体を暖める力はありませんが、足元や脱衣所など、すぐに暖めたい場所でのスポット暖房としては十分な性能です。
- 🗣️「朝、着替える時に脱衣所で使うのに重宝しています。すぐに優しい温風が出るのでヒートショック対策にぴったり。」
 
【悪い口コミ・評判】購入前に知るべき5つのデメリット
憧れのダイソンですが、もちろん良いことばかりではありません。
買ってから「こんなはずじゃ…」と後悔しないために、シビアな現実もしっかり見ていきましょう。
💸 デメリット①:【価格】やっぱり本体価格が高い!
最大のネックは、やはりその本体価格。
通常モデルでも5万円代〜が目安。
最新の空気清浄機能付きモデルは、7万円〜10万円近くします。
同じ機能を持つ扇風機・ヒーター・空気清浄機をそれぞれ個別に購入した方が、トータルでは安く済む場合がほとんどです。
- 🗣️「機能とデザインは満足だけど、冷静に考えるとやっぱり高い(笑)。ダイソンというブランドへの投資だと割り切りました。」
 
💸 デメリット②:【維持費】毎年かかるフィルター交換費用
見落としがちですが、空気清浄機能付きモデルは、定期的なフィルター交換が必須です。
1日12時間使用した場合、約1年での交換が推奨されており、その費用は7,000円〜10,000円程度。これは毎年かかり続けるランニングコストです。
- 🗣️「本体価格だけでなく、フィルター代もかかることを計算に入れておくべきでした。なかなかの出費です。」
 
💸 デメリット③:【電気代】ヒーター機能は決して安くない
ヒーター(温風モード)の消費電力は、多くのモデルで最大1200W〜1400W。
これは一般的なセラミックファンヒーターと同等で、決して省エネではありません。メイン暖房として長時間使うと、電気代が高額になる可能性があります。
- 🗣️「冬の間、リビングでメイン暖房として使っていたら、電気代が1万円以上上がってビックリ。今はエアコンと併用しています。」
 
🤔 デメリット④:【運転音】静かだと思ったら大間違い?
「羽根がないから静か」というイメージがありますが、これは誤解です。
風量を上げると、「ゴーッ」「シューッ」という独特の運転音が結構します。特に、静かな寝室で使う場合や、音に敏感な方は注意が必要です。
- 🗣️「風量4くらいまでは静かだけど、それ以上にするとテレビの音が聞こえにくくなることも。一番弱い風で使うのが基本になりそう。」
 
🤔 デメリット⑤:【暖房能力】部屋全体を暖めるパワーはない
ヒーター機能は、あくまでパーソナルな範囲を暖めるのが得意。
断熱性の高い狭い部屋ならまだしも、冬の冷え切った広いリビング全体をこれ一台で暖めるのは困難です。メインの暖房器具として期待すると、パワー不足を感じるでしょう。
- 🗣️「エアコンのない6畳の部屋で使っていますが、部屋全体がほんのり暖まる程度。真冬はこれだけだと少し寒いです。」
 
【最重要】モデル選びで失敗しない!品番ごとの違いを完全理解
「ダイソンがいいのは分かったけど、HP07とかHP09とか、何が違うの?」
ここが一番の悩みどころですよね。
現在販売されているHP07、HP09、AM09のモデルごとの違いをまとめてみました。
| モデル名 | 特徴 | こんな人におすすめ | 
|---|---|---|
| Dyson Purifier Hot+Cool HP07  | 
ヒーター、ファン、空気清浄の3役をこなす現行のスタンダードモデル。密閉性の高いグラスHEPAフィルターで、PM0.1レベルの微粒子を99.95%除去。スマホアプリ連携も可能。 | ほとんどすべての人。迷ったらまずコレ。基本的な機能はすべて揃っている。 | 
| Dyson Purifier Hot+Cool HP09 | HP07の全機能に加え、有害なホルムアルデヒドを検知し、分解・除去する機能を追加。フィルターも酸化分解触媒フィルターで、半永久的にホルムアルデヒドを分解し続ける。 | 新築の家や、新しい家具・壁紙からの化学物質が気になる人。より高いレベルで空気の質にこだわりたい人。 | 
| Dyson Hot+Cool AM09  | 
空気清浄機能がない、ヒーター&ファン機能に特化した旧モデル。価格が比較的安いのが魅力。パワフルな温風・涼風機能は健在。 | 空気清浄は不要で、純粋にヒーター&ファンとしての機能とデザインを求める人。少しでも安く手に入れたい人。 | 
Dyson Purifier Hot+Cool HP07(空気清浄入りスタンダードモデル)
Dyson Purifier Hot+Cool HP09(空気洗浄付き化学物質対策あり高性能タイプ)
Dyson Hot+Cool AM09(空気清浄いらない方におすすめのモデル)
簡単に言うと、「全部入りがHP07」、「全部入り+化学物質対策がHP09」、「空気清浄なしのお手頃版がAM09」になります。
プレミアムモデルもあります。
【結論】ダイソン ホット&クールはこんな人におすすめ!
メリット・デメリット、モデルの違いを踏まえた上で、ダイソンが「買い」な人、「待ったほうがいい」人をまとめました。
⭕️ おすすめな人
- 高くてもデザインとブランド価値に魅力を感じる
 - 子供やペットのために、安全性を最優先したい
 - 花粉やハウスダストに悩み、強力な空気清浄機が欲しい
 - 家電をたくさん置きたくない、一台でスマートに済ませたい
 - 初期費用・維持費を許容できる経済的余裕がある
 
❌ おすすめしない人
- とにかく安く暖房・冷房器具を揃えたい
 - 広い部屋をパワフルに暖めるメイン暖房を探している
 - ランニングコスト(フィルター代、電気代)をかけたくない
 - 静かな環境で使いたい、運転音が気になる
 - 空気清浄機能に全く興味がない
 
ダイソンは「暖房器具」ではなく「空気清浄機付き多機能ファン」と心得るべし
ダイソンのホット&クールを「パワフルな暖房器具」として期待して買うと、おそらく後悔します。
そうではなく、「超高性能な空気清浄機に、パーソナルな温風・涼風機能が付いてきた、デザイン最高のスマート家電」と捉えるのが正解です。
空気清浄機能や安全性、そして何よりダイソンが所有する満足感に価値を見出せるなら、それはあなたにとって最高の投資になるでしょう。
しかし、純粋な暖房・冷房性能やコストパフォーマンスを求めるなら、他の選択肢を検討する方が賢明です。
この記事が、あなたの後悔のない決断の一助となれば幸いです。
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