冷蔵おせち（生おせち）？冷凍おせち？後悔しないおせちの選び方

いよいよ年末が近づいてきて、なんだか街も人もそわそわ、わくわくした雰囲気になってきましたね！
この時期になると、大掃除どうしようかな…とか、お正月休みは何して過ごそうかな…なんて考え始める方も多いのではないでしょうか？👀

そして、お正月準備の主役といえば、やっぱり「おせち料理」ですよね！

ぼくも毎年この時期になると、「今年のおせちはどうしようかな〜」なんて、ついつい通販サイトを眺めてしまいます（笑）
見ているだけで豪華で楽しくなっちゃいますよね！

でも、最近のおせちって本当に種類が豊富で…
百貨店のもの、料亭のもの、キャラクターもの、洋風や中華風まで！

その中でも、多くの人が最初にぶつかる大きな分かれ道が、
「冷蔵おせち（生おせち）」と「冷凍おせち」、どっちを選ぶか問題！

「作りたての美味しさを取るか、保存のしやすさや価格を取るか…うーん、悩む！！」
そんな声が聞こえてきそうです。

そこで本日は、そんなお悩みを解決すべく、冷蔵おせちと冷凍おせちの違いを徹底的に比較・解説していきます！
この記事を読み終わる頃には、きっとあなたやご家族のライフスタイルにピッタリのおせちが見つかるはずです。ぜひ最後までお付き合いください！o(｀ω´ )o

【2025年版】冷蔵？冷凍？後悔しないおせちの選び方

【2025年版】冷蔵？冷凍？後悔しないおせちの選び方

そもそも、おせち料理って何？

比較を始める前に、少しだけおせち料理の基本についておさらいさせてください。
もともと「おせち」は「御節供（おせちく）」を略した言葉で、季節の変わり目である「節日（せちにち）」に神様にお供えした料理のことでした。

江戸時代にその文化が庶民にも広まり、節日の中でも一番重要なお正月に食べる料理を「おせち料理」と呼ぶようになったそうです。

重箱に詰められた一つ一つの料理には、
・黒豆：まめに（元気に）働けますように
・数の子：子孫繁栄
・田作り：五穀豊穣
など、新しい年の幸せを願う様々な意味が込められています。こういうのを知ると、食べる時にもありがたみが増しますよね＾＾

【冷蔵おせち（生おせち）】徹底解説

まずは、作りたての美味しさが魅力の「冷蔵おせち」から見ていきましょう！「生おせち」とも呼ばれますね。

冷蔵おせちのメリット

届いてすぐ食べられる手軽さ！
最大のメリットは、なんといっても解凍の手間が一切ないこと。冷蔵状態で届くので、箱から出してテーブルに並べるだけですぐに食べ始められます。年末の忙しい時期に、解凍時間を計算したり、場所を確保したりする必要がないのは本当に助かります。
作りたての風味と食感
生の食材や、風味を損ないやすい繊細な味付けの料理もそのまま詰められています。冷凍と解凍のプロセスを経ないため、食材本来の食感（シャキシャキ感やぷりぷり感）や、出汁の豊かな香りを存分に楽しむことができます。「やっぱりおせちは味にこだわりたい！」という方には最高の選択肢です。
見た目の華やかさと高級感
冷凍しない分、色鮮やかな飾り付けや繊細な盛り付けが可能です。蓋を開けた瞬間の「わぁっ！」という感動は、冷蔵おせちならではの魅力と言えるでしょう。お正月の食卓を豪華に彩ってくれます。

冷蔵おせちのデメリット

保存期間が短い
保存料を使っていない生ものですので、消費期限は非常に短く設定されています。一般的には1月1日〜2日中に食べきる必要があります。少人数のご家庭だと、食べきるのが少し大変かもしれません。
受け取り日時の自由度が低い
品質を保つため、配送日は12月30日や31日に限定されていることがほとんどです。この日に必ず在宅している必要があり、もし不在で受け取れないと、せっかくのおせちが台無しになってしまう可能性も…。
価格が比較的高め
作りたてを届けるための製造管理や、チルド配送のコストがかかるため、同じ品目数の冷凍おせちに比べて価格は高くなる傾向があります。
配送エリアが限られる場合がある
離島や一部の遠隔地へは、品質保持の観点から配送できない場合があります。注文前にご自身の住所が配送可能エリアか確認が必須です。

💡 冷蔵おせちはこんな人におすすめ！

味や食感、見た目に徹底的にこだわりたいグルメな方、解凍の手間を省きたい方、年末に確実に在宅していて受け取りが可能な方には、冷蔵おせちがピッタリです。

【冷凍おせち】徹底解説

次に、技術の進化で味も格段にアップしている「冷凍おせち」です。近年はこちらが主流になりつつありますね。

冷凍おせちのメリット

長期保存が可能！
最大の強みは保存期間の長さ。商品にもよりますが、冷凍状態であれば1ヶ月以上保存可能なものがほとんどです。これにより、食べるタイミングを自由に選べます。
早めに受け取れて年末が楽に
12月上旬〜中旬など、早めの時期に受け取ることができます。年末の配送が混み合う時期を避けられますし、冷凍庫に保管しておけばよいので、大晦日に「おせちが届かない！」なんてヤキモキすることもありません。
比較的リーズナブル
計画的に製造でき、配送コストも抑えられるため、冷蔵おせちよりも価格が手頃な商品が多いです。同じ予算でも、より品数の多い豪華なものを選べる可能性があります。
全国どこでも配送可能
冷凍便で届けられるため、離島など一部を除き、ほぼ全国どこへでも配送してもらえます。遠く離れた実家への贈り物などにも最適です。
驚くべき冷凍技術の進化
「冷凍って味が落ちるんじゃ…」と思うのはもう古いかも！最近は、食材の細胞を壊さずに冷凍する「プロトン凍結」や「3D凍結」といった最新技術が使われており、解凍後も作りたてに近い味や食感を再現できるものが増えています。

冷凍おせちのデメリット

解凍に時間と手間がかかる
これが最大のハードルです。美味しく食べるためには、冷蔵庫内で約24時間かけてゆっくり解凍するのが基本。食べる日から逆算して解凍を始める必要があります。また、重箱ごと入れるためのスペースを冷蔵庫内に確保しなければなりません。
解凍失敗のリスク
急いでいるからと常温で解凍したり、電子レンジを使ったりすると、水分が出てきて（ドリップ）、味が水っぽくなったり、食感が悪くなったりする原因になります。正しい方法で解凍することが美味しさの鍵です。
一部、冷凍に不向きな食材がある
こんにゃくや生麩、きゅうりなど、水分の多い一部の食材は冷凍・解凍によって食感が変わりやすいため、冷凍おせちにはあまり使われない傾向があります。

💡 冷凍おせちはこんな人におすすめ！

年末年始が仕事や帰省で忙しい方、早めに準備を済ませたい方、コストを抑えつつ豪華なおせちを楽しみたい方、食べるタイミングを自分で決めたい方には、冷凍おせちが非常に便利です。

比較対決！あなたに合うのはどっち？早わかりチャート

ここまで解説してきたメリット・デメリットを表でまとめてみました！
どちらにしようか迷っている方は、ぜひこの表でご自身の希望をチェックしてみてください。

比較項目	冷蔵おせち（生おせち）	冷凍おsechi
美味しさ・風味	★★★★★ 作りたての味と食感	★★★★☆ 技術進化で遜色ないレベルに
手軽さ	★★★★★ 届いてすぐ食べられる	★★★☆☆ 解凍の手間と時間が必要
保存期間	★☆☆☆☆ 約2〜3日	★★★★★ 約1ヶ月以上
価格	★★★☆☆ 比較的高価	★★★★★ 比較的リーズナブル
受け取り自由度	★★☆☆☆ 年末の指定日のみ	★★★★★ 早めに受け取れる

シーン別！おすすめはこっち！

👨‍👩‍👧‍👦「元旦に家族みんなで集まって、最高の状態で食べたい！」
→ 冷蔵おせちがおすすめ！蓋を開けた瞬間の感動と、作りたての美味しさで、みんなの笑顔が溢れるはずです。

🎁「遠く離れた両親に、感謝を込めて贈りたい」
→ 冷凍おせちがおすすめ！相手の都合の良いタイミングで受け取ってもらえ、保存も効くので安心です。「年末は忙しいだろうから早めに送ったよ」という心遣いも伝わります。

🏃‍♀️「年末ギリギリまで仕事！でもお正月はおせちが食べたい！」
→ 冷凍おせちがおすすめ！事前に受け取って冷凍庫にストックしておけば、忙しい年末を乗り切った後、ゆっくりお正月気分を味わえます。

🍽「おせちは好きだけど、三が日ずっとは飽きちゃうかも…」
→ 冷凍おせちがおすすめ！元旦は少しだけ食べて、残りはまた後日…なんていう自由な食べ方ができます。好きなものだけ先に食べる、なんていう贅沢も（笑）

失敗しないためのチェックポイント＆FAQ

最後に、おせち選びで後悔しないためのポイントと、よくある質問をまとめました！

✅ 注文前に確認したい5つのこと

内容量（〜人前）：食べる人数に合っていますか？少し豪華に楽しみたいなら、人数＋1人前くらいが目安です。
品目と内容：伝統的な和風ですか？洋風や中華も入っていますか？アレルギーのある食材や、苦手なものが入っていないかチェックしましょう。
販売元と口コミ：信頼できるお店ですか？過去に購入した人のレビューはとても参考になります。特に味や量、写真との違いについてのコメントは要チェックです。
重箱の素材とサイズ：祝い箸は付いていますか？重箱は立派な木製ですか、それとも後片付けが楽な紙製ですか？冷凍おせちの場合は、冷凍庫に入るサイズかも重要です。
お届け日と時間指定：冷蔵の場合は、確実に受け取れる日時になっていますか？冷凍の場合も、いつ届くのか把握しておきましょう。

🤔 よくある質問（FAQ）

Q. 冷凍おせちの美味しい解凍方法を教えて！

A. 冷蔵庫で低温解凍が鉄則です！
①おせちを重箱のまま、もしくは一段ずつラップに包んで冷蔵庫に入れます。
②約24時間かけてゆっくり解凍します。
③食べる1〜2時間前に常温に出しておくと、より美味しくいただけます。
時間はかかりますが、ドリップ（旨味成分の流出）を最小限に抑え、風味を損なわずに解凍できますよ。

Q. おせちが余っちゃったら、どうすればいい？

A. アレンジレシピで変身させましょう！
例えば、
・煮物 → 刻んで炊き込みご飯の具に！
・栗きんとん → 食パンに塗ってトーストしたり、バニラアイスに添えたり。
・黒豆 → パウンドケーキや蒸しパンの生地に混ぜ込む。
・かまぼこ → チーズを乗せて焼いたり、チャーハンの具にしたり。
工夫次第で最後まで美味しく楽しめます！

Q. 添加物が気になるんだけど…

A. ご安心ください！最近は健康志向の高まりを受け、合成保存料や合成着色料を使わない「無添加おせち」もたくさん登場しています。原材料にこだわる方は、商品説明をよく読んで「無添加」や「素材厳選」といったキーワードで探してみてください。